みなさんこんにちは。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、「金彩剥離の補修」についてです。
七五三、成人式が過ぎ、子供の着物や振袖のお手入れや保管の
ご相談をたくさんいただいております。
その中でも長期保管になり、トラブルが起こりやすいのが子供の着物です。
子供の着物では金彩を施したものが多くあり、それが剥がれてしまうことがあります。
古いものであればあるほど、金彩に使われている糊が劣化していたりするので、
丸洗い(ドライクリーニング)だけでなく軽く指で擦るだけで剥がれてしまいます。
また金彩の種類によっては、保管中に畳んで重なっている部分に張り付いたりしています。
すべて元通りにできる物ばかりではありませんが、
その場合はできるだけ元の着物の雰囲気を
損なわないように修復しております。
事前にしっかりご相談、
ご説明いたしますのでご安心ください。
また、金彩の劣化を防ぐには通常の保管より、
シルクパックでの保管をお勧めしております。
(詳しくはコチラから)
お宮参りや七五三など着る機会が少なくても、
大切に保管していれば、何代も受け継いでいけるものです。
古いからと諦めないでお手入れやシミ抜き、
保管方法などご遠慮なくご相談ください。
ワンポイントアドバイス
虫干しや陰干しを定期的に行い着物の状態を確認しましょう。
長期保管にはシルクパックがおすすめです。
金彩部分以外に少しでも金粉が付いていれば糊が劣化しています。
大部分が剥離してしまう前に早めにご相談ください。
長期保管にはシルクパックがおすすめです。
金彩部分以外に少しでも金粉が付いていれば糊が劣化しています。
大部分が剥離してしまう前に早めにご相談ください。